2018年12月19日

車いすの人の避難

このブログを読んでいただいている人は
世間の人の災害の認識の低さ。行政のアテにならなさ。
世の中のプロの少なさを、ご理解頂いていると思います。

結局、自分自身が自覚と知識をもって生きるしかない
と、言うことなんです。
プロ中のプロなんて、めったに出会いません。

では、話を本題に。
車いすの方の災害時の避難ですが、最も大切なポイントは快適なトイレが
どこにある?って話です。
そこを判断の最重要ポイントにします。
どの季節、どの時間、どの場所で自分は被災するか。

最悪を想定してイメージトレーニングをしましょう。
自分の行動範囲・導線もよく考えます。

例えば、駅。
駅に快適な多目的トイレはあるでしょうか。
長時間とどまれる場所はあるでしょうか。
脊髄損傷などで、体の温度調整ができない人は
屋外型のJR駅などはとどまることができないでしょう。

お勧めしすぎると、先方に叱られるかもしれませんが
私が推したいのは
商業施設→スーパー・映画館など日頃から車いすが出入りしやすい施設。
ホテル→ベッドがある。従業員が親切。
等です。

とにかく、大地震にあったら
一番近くの多目的トイレのある施設に入ることをお勧めします。
道が隆起したり破損していたら、車いすでの走行は無理です。
釘やガラスを踏んでしまってパンクしたらアウトです。
電動車いすの場合は、バッテリーの残量も把握してください。

両手で車いすを操作していたら、落下してくるものから頭部を守ることもできません。
介助をお願いしたくても、みんな自分のことに精一杯です。
自分を助けてくれる人なんていないと思ったほうが良いです。

障害の程度にもよりますが
長時間の閉じ込めなども想定して。おむつ・水・非常食も携帯したほうが
良いかもしれません。


自分の暮らしを再考してみてくださいね。
posted by ぶろっこり at 23:03| Comment(0) | 障碍者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月18日

障碍者と言えない障害。チック。

チックって聞いたことあるでしょうか?
わかりやすいところでいうと、北野武さんの首を動かす仕草。
あれも一種のチックだと思います。

あと、不定期に「アッ」とか。
なかなかの声で出てしまうという症状の人がいます。

かなり以前の出来事の中ですが。
私はレンタルビデオ屋さんでビデオを物色していました。
その時に、棚の向こう側で定期的なのか不定期なのか
「あっ」とか「うっ」とか聞こえます。
私の行くところ行くところに音はついてきます。
私は、からかわれているのかな。と、とても不愉快になりました。
「顔を見てやる!」とのぞき込んだら、私より少し若い男性でした。
なんだか、薄ら笑いを浮かべているようにも思います。
その後、その人を何回か見かけました。
バスで乗り合わせたこともありました。
もはや、気持ち悪いと思っていました。

それからしばらくして。
ニュース番組の特集コーナーで、その男性を見ました。
その人はチックという病を抱えていて
自分の意識とは関係なく声が出てしまう症状でした。
バスの車内でも、抗えない発作(?)を必死で抑えようとする様子が
映っていました。

ごめんなさい。

私は、そんなことを知らずにイライラ。
時にはにらんでいたかもしれません。
もっと早くテレビを見ていたら、バスで一緒になった時
私から「見ましたよ」と話しかけて
会話の中で奇声をあげている感じにしてあげることもできたのに。
知らなくて。誤解して。あやうく抗議までするところでした。
そんな無知が引き起こす差別と闘っていたのです。
この男性は。

ビデオ屋さんでの出会いも、偶然で。
音が追いかけてくる感じがしたのも偶然でした。
バスもすべて偶然です。
無知でごめんなさい。

言葉は出さずとも、私はあなたを傷つけていたはずです。

こんな人が避難所にいたら…
イライラした環境下。
「うるさいなっ」と声をあげる人もいるでしょう。
本人も「声を出してはいけない」と思うストレスが、より膨らむでしょう。
だから、平時から
もっともっと多くの人に、こんな症状があることを知ってほしいです。
私みたいな差別をしないために。
ラベル:チック
posted by ぶろっこり at 10:27| Comment(0) | 障碍者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月17日

視覚障碍者の避難

視覚障碍者の方は、聴覚障碍者の方に比べ
わかりやすいです。
白杖を持っていたら、目が悪いことがわかります。
でも、それは他人からわかりやすいだけ。
ご本人たちにとっては、危険を見て感じて退避することができません。

とにかく、地震を感じたら
誰でもよい、健常者の手を早く借りてほしいと思います。
そのためには
視覚障碍者の「どーにもならないSOS!!!!!!」のサインを皆に知ってほしいです。

もしも、視覚障碍者が立ち止まって白杖を高く掲げていたら
それがSOSです。
直ちに救いの手を差し伸べてください。

ただ、視覚障碍者自身
何が起こったか。果たして自分は困っているのか?
それを認識しないといけません。
やはり、健常者のほうから
白杖が上がっていなくても
「地震が起きたんですよ。お手伝いしなくて良いですか?」
という声をかけたいものだと思います。

それとプラスして
私が視覚障碍者について思ったことなのですが。
視覚障碍者の情報は耳から得ます。
ですから、ガイド役の人がすべてを説明する必要があります。
それがしっかり説明している場合が多く。なかなか大声です。
自治体の人や、ポランティアの人が大切な説明をしている場合に
その情報を遮断してしまうこともないとは言えません。

耳からのみ情報を得るということがどれだけ困難を伴うのかも
健常者はわかっておくべきです。
「うるさいな! 黙って説明聞けよっ」なんて言われてしまったら
けっこう傷つきます。

深く知りもしないで、理解もしないで他人をなじったりする。
そういう人は、1歩踏みとどまって考えてほしいです。
ラベル:避難
posted by ぶろっこり at 23:15| Comment(0) | 障碍者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする