2018年07月01日

帰宅難民にならないために

昭文社 帰宅支援マップ 首都圏版
昭文社 帰宅支援マップ 首都圏版

大きめの天災の後、都会では必ずと言ってよいほど出る問題。
それが帰宅難民です。

2011年3月11日も。
ちょっとした台風の時も。
そして、先日の大阪の地震でも。

ここでは、わが身に置き換えて。ちょっと考えてみたいと思います。
その前に、台風と地震は分けて考えます。
台風は進路予想というものが出ますし。本当に命にかかわる危険な状況の時間て避けて通ることが可能です。
なのにも関わらず、数年前。
東京に台風が直撃した時間に帰宅難民となり
渋谷駅のタクシー乗り場やバス乗り場に人があふれ
たまらず歩き出した人が、荒川や多摩川の橋の上に行列をなすということがありました。
1時間か2時間、カラオケボックスやファミレスでしゃべっていたら回避できた風雨です。
人はなぜ歩き出すのでしょう。
『夜道に灯は暮れない』
うちの母がよく言っています。
出勤時間ならともかく、帰宅時に歩き出す。
ほんとダメです。
突然の突風で、飛来物が人間に直撃したら。
フワッと体が持ち上がるほどの風で、橋から落下したら。
そんなことを考えるべきです。

台風は、ちょっと時間をおくことで状況は変化します。ただし
地震は違います。
予期せず起こります。

まず、災害の起きる時間帯、曜日もふまえて想像します。
阪神淡路大震災の時は火曜朝の5時46分。
まだ、通勤ラッシュは始まっていません。
ほとんどの人が家の中で地震にあいました。ですから、そもそも出勤できない状況になって
この時、帰宅難民を大きくクローズアップすることはありませんでした。
東日本大震災の時の関東はというと
金曜の午後2時46分。普通に朝出勤して、社内で地震にあい。帰りの足がないという状況になりました。
さぁ、どうやって帰ろうか。です。
東日本大震災時の東京の場合、震度5弱又は5強という揺れではありましたが線路が破損したり
走行中の列車が脱線したり、架線が切れる。高架が壊れる。
こんなことはありませんでした。
なぜ、交通網が止まったか。大きな要因としては『点検』でしょう。
多くの命を預かる鉄道会社。走ったわ。線路落ちてたわ。では困ります。
だから点検する。それに時間がかかるわけですね。
JRは長い路線。複雑な連絡。私鉄との連携。複雑だからこそ、簡単ではない。
そう理解してあげるべきです。
東日本以前に東京で震度5弱があった時、西武・都営地下鉄は早く復旧していました。
バスもすぐに復旧していました。
やはり、どう絡んでいるかを理解すれば「動き出しまでの時間」を多少想像できます。
無理して、危険な道路を歩くぐらいなら近くの健康ランドやネットカフェに行くほうが賢明です。

そんな判断をする人が一人でも増えれば、交通渋滞も減るのではないでしょうか。

では、先日の大阪ではどうか。
朝7時58分の地震。
学生はちょうど移動の時間ですが、9時出勤の人なら、通勤30分程度の人がメインでしょうか。
9時半出勤の人なら会社まで1時間以上かかる人が乗り始める時刻。
もしも二駅程度で足止めを食った人なら、家まで戻ったほうが賢明かもしれません。
会社まで行ってしまったら、戻る苦労も伴います。
無理に動くことは決して「えらい」とは言えないでしょう。
「でも、なんとしても会社に行かないと」という方は、普段から会社と話し合って
こんな場合の対比方法や対処方法を話し合っておくべきです。
会社が取り合ってくれないという人は、自分が切り込み隊長となって話し合うべきです。
「なんとしても来い」という会社なら、労災についてしっかり確認しておきましょう。
命を懸けて守ってくれるなら、命を懸けて出勤します。
守ってはくれないのなら、家族のために生きる道を選択しましょう。

posted by ぶろっこり at 15:36| Comment(0) | 被災者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする